2021/06/09スタンプ類のお手入れ（インク補充編）

本更新は前回2021年5/26に更新の「スタンプ類のお手入れ（本体編）」の続きとなります。併せて参照頂ければ幸いです。
 今回はスタンプで使うインクの補充についての話となります。
 

　スタンプのインク補充ですが、まず基本として「推奨されているインクを使う」ということが大切です。なぜかと言いますと、インクに配合されている成分は各商品や製造メーカーによって異なるためです。これを無視してメーカー推奨ではないインクを入れますと、注入したスタンプが正常に発色しなくなったり、内部や印面の部品（ゴム・プラスチックなど）を溶かしてしまい破損に繋がったりします。必ず購入したスタンプに合ったインクを補充してください。
  　もし補充するインクが分からなくなった場合は、スタンプ本体を購入した時パッケージやネット上でのメーカーページなどを確認していただきますとメーカー正規品や推奨品の情報の記載がありますのでこちらを参考にされる、又は購入された店舗に本体を持ち込んだ上で相談されますと入れ方なども含めて失敗が少なくオススメです。

　次にインクの補充方法ですが、主にスタンプ台や機械式スタンプの注入口や印面に補充インクを注入するやり方と本体用インクカートリッジを交換する2パターンがあります。カートリッジはそのまま交換すれば良いですが、インクを注入する場合は注意点として、「少量ずつ補充すること」が大切です。一度に大量に注入すると、製品によってはインクが漏れてしまい、印字が汚くなることがあります。補充時は少しずつ入れて様子を見ることをお勧めします。また、補充インクの交換と同じように購入店舗やメーカーページに問い合わせされますと入れるときのコツなどもありますので確認を推奨します。
   

以上がインクの補充時についての話となります。今回の話で触れましたインクの性質につきましては2021年5/12更新の「朱肉・インクについて②」に記載がございます。こちらも併せて参考にされますと、職場やご自宅で使うスタンプの選定のお役に立つと思います。是非ご活用ください。ここまでお読みいただきありがとうございました。